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  • 2018.1.17

ノルバスクは飲みあわせに注意

高血圧は脳卒中や狭心症などの怖ろしい病気を合併することがあるので、健康診断などで高血圧だと言われたら、血圧を正常な値まで下げるような治療を行っていくことになります。まだあまり症状が重くない場合は生活習慣の改善や運動療法などで血圧を下げることを目指しますが、症状が比較的重く、速やかに血圧を下げるべきだと医師が判断したなら、ノルバスクなどの降圧薬を使って薬物療法を行います。
降圧薬には多くの種類があり、ノルバスクはカルシウム拮抗薬という種類ですが、他にもアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)などの種類があり、薬の効き方や出やすい副作用などにそれぞれ違いがあります。医師が高血圧の患者さんに降圧薬を処方する時には、こうした薬の種類ごとの作用の違いや、患者さんの体質や他にかかっている病気との相性も考えて降圧薬を選んでいます。降圧薬は患者さんとの相性が良いものであれば効果的に血圧を下げることが出来ますが、そうでない場合はなかなか思うように血圧が下がらないこともあるようです。
そんな時に医師は別の種類の降圧薬を組み合わせて使う場合もあります。ところで病院にかかった時に、医師や薬剤師に現在他に飲んでいる薬はありませんかと聞かれることがあるかと思います。これはもしも他に薬を服用している場合に、これから処方しようとする薬との相性が悪ければ困るからで、例えばノルバスクは抗生物質のエリスロマイシンや抗真菌薬のイトラコナゾールなどと一緒に飲むと血中濃度が上がるので良くありません。
しかし、同じ降圧薬でも種類の違うものだと、飲み合わせに注意が必要な薬にも違いが出てくるため、現在服用している薬と問題なく併用出来ることがあります。このように、ノルバスクなどの降圧薬は患者さんごとに適切なものを選ぶのが難しい薬なので、高血圧症の人は病院で医師に診察を受けて自分に合った薬を使うのが最善の方法です。

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