noimage
  • 2017.11.13

二次性高血圧も多い小児高血圧と使用できるノルバスク

高血圧は高齢者に限らず、全年齢で見られる疾患です。小児における高血圧はそれほど頻度は高くありませんが、日本では小学生高学年から中学生で0.1%から1%、高校生の3%程度が高血圧となっています。肥満と関連する本態性高血圧である人も多い一方で、成人に比べると二次性高血圧の人も多いというのが特徴的です。特に小さい頃から高血圧であるという場合には二次性高血圧である場合が多く、早期発見を行うことが重要になります。しかし、高血圧は小児であっても自覚症状を伴わないのが典型的であることから、二次性のものであって原因疾患の方で症状が出てこないかぎりはなかなか発見されないのも事実です。もし発見することができれば本態性高血圧でも二次性高血圧でも治療を行っていくことができる場合がほとんどです。
高血圧では血圧管理が必要になるため、ノルバスクのように小児でも使用可能な降圧剤が用いられるようになります。その前に非薬物療法として食事療法や運動療法が試みられるのが基本ですが、二次性高血圧の場合には原因疾患が明らかになるため、積極的に薬物療法を行っていくことになります。ノルバスクは小児用量が定められている数少ない降圧剤の一つであり、使用経験も多いことから頻繁に使用されています。ノルバスクはカルシウム拮抗薬に分類される降圧剤であり、この他にも小児用量が定められている医薬品にはアンジオテンシン受容体拮抗薬やアンジオテンシン変換酵素阻害薬があります。
このうちでノルバスクは6歳以上の小児にのみ適応があることから、さらに小さい子供の場合にはアンジオテンシン変換酵素阻害薬で一ヶ月以上の小児に対して承認されている降圧剤を用いていくことになります。

関連記事
ページ上部へ戻る