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  • 2017.10.26

低体温の療法として使えるノルバスク

血圧は心臓がポンプの役割を持って、全身に血液を巡らせる状態で、血管の収縮などの問題で血行障害が起こると血液循環が上手くいかなくなり、心臓が圧力を高めて末端まで血液を送ろうと無理に働くことで高血圧となります。この状態を放置すると、脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による病気が起こる可能性があり、命の危険性も高まるため治療は不可欠となります。
この症状から高血圧の人が低体温になると聞くと不思議に思うかもしれませんが、実際に起こりえる症状なのです。低血圧による低体温は血管が拡張しすぎるために鬱血を起こし、血液の巡りが緩やかになることで体温低下が起こりますが、高血圧では血管が収縮して起きた血行障害による問題で、血液が上手く流れずに末端から体温が低下していきます。血管内には脂質が流れていますが、低体温にかかると血液も同様に温度が下がり、血中の脂質は固まりやすくなり、さらに血液はドロドロの状態で流れにくくなります。そのままでは脂質がやがて血栓となり、心筋梗塞などの合併症を引き起こすこともあるため高血圧および低体温の治療は大切となります。高血圧療法に使用されるノルバスクは服用することで血管を拡張し、低体温も同様に治療できるとされます。
ノルバスクは副作用が少ないカルシウム拮抗薬で血管平滑筋の収縮を抑えて血圧を下げる薬で、高血圧症の療法においては安全性が高いため第一選択とされています。その他のカルシウム拮抗薬よりも血中半減期の持続時間が長く、1日1回の投与によって約36時間は効果が持続するとされ、ローリスクで高い効果が見込めるのが特徴です。ノルバスクは血圧を一定に保つ効果があるので、高血圧症以外にも狭心症の療法においても使用されています。

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